数多くの仲間と派遣会社を巡り、現場を通じて、生の意見を聞き、見て、感じ取り、たどり着いた結論でした。

本来人材派遣会社に求められる、『自由な働き方を実現する』という目的は確かに数字としてはなされているかもしれません。ですが、派遣スタッフ一人一人の人生に目を向けて伴に考え、悩み、新たな道を発見をする。本当の意味でスタッフの希望は叶えられているのか。地位向上はなされているのか。将来に向けたステップアップの道筋をきちんと提示できているのか、いつも考えさせられています。

それは日本人だけにとどまらず、外国人人材も含め人種を超えて、総合的な意味で、スタッフは守られているのだろうか。

明言はしませんが、逆説的にいえば、私、自身が派遣会社を立ち上げた理由はまさしくそこにあります。また今回、別業種の派遣会社を受け入れ、多くの仲間を守りたい、導きたい想いを旨に、更なる飛躍を考え、新たに決意をした所存です。

現場も見ず、人の人生を真剣に考えずに、営利目的で、人を見下し、犯罪に手を出す、多くの企業・オーナー会社の派遣会社を見てきました。決してそうであってはならない。

古臭く、馬鹿に感じられるかもしれませんが、正しく、誠実に、人を大事にできる派遣会社の姿で常にあるべきだと考えさせられています。

人の為に、世の為に、国（自国）の為に何ができるか、本来求められている派遣会社としての役割を、愚直に行いたい。
世の中に無くてはならない技術者・エンジニア・介護人材・労働者を常に守る立場でありたい。労働者の1人1人が、その人生において納得の行く生き方ができるよう、支援をしていきたい。

その想いを、私たちは『人が真に輝ける』という言葉に集約しました。

例えば、初対面の人に会ったとき、私はいつもこんな質問をします。
「夢はありますか？」

年をとると照れくさくなったり、ライフステージの変化の中で夢を負えなくなったり、いつしか忘れていってしまうこともあるかもしれません。
ですが、夢こそ、リアルを実現するための原動力だと思っています。
夢とは、自身のビジョンであり、成し遂げたいことでもあるからです。

一つ一つの夢は小さなモノかもしれません。ですが、たくさんの夢を持った人材が集まった時、それは社会を変える原動力になる、と信じています。

それこそが、派遣であることの魅力です。
私たちは人種を超えて、様々な人材に夢に繋がるお仕事を提供することができます。
つまり、色々な企業文化や、色々な技術力を目の当たりにした人材が育つ、ということでもあります。

それは価値の高い技術者・人材を生み出すこと。
そして、私たちの知見が集約されることでもあります。
その集約から、私たちはきっと世の中を変えていく新しい道を作り出していくはずです。

クライアント様には価値ある人材のご提供を。
人材には、満足の行く生き方のご提案を。

私たちがまず第一に目指している世界です。