プロジェクトストーリー
急拡大した物流ニーズに応えるサービスを作り出せ
物流業界のドライバー不足解消プロジェクト
日本経済の大動脈とも言える物流。もともと私たちの生活に欠かせない重要なインフラではありましたが、2020年のコロナウィルスの流行などによって、インターネットショッピングの利用が急増。その急拡大したニーズは減少することなく、特に個人向け配送やコンビニなどの店舗配送といった、いわゆる「ラストワンマイル」と言われるエンドユーザーへの物流サービスの需要は高まり続けています。これに伴って発生した、配達員やトラックドライバーの人材難は非常に深刻で、アドバンスドエンジニアリングにも多くの企業様から人材確保の相談が寄せられていました。その声を聞いた私たちは物流業界の最大の課題であるドライバー不足の解決のためのプロジェクトを開始したのです。
大切なのはお互いにメリットのある出会いの形
プロジェクトはまず、インサイトセールス(テレアポ)、マーケティング(ドライバー集客)、営業(商談・面接・マッチング)という3チームに人材を割り振ることから始まりました。そしてスタッフはそれぞれの立場から企業の人材ニーズを拾い、求職者を確保し、適した企業とマッチングしていきました。 ただし、いくら現在“超”のつく売り手市場であるとはいえ人材の厳選は重要。企業によって繊細な荷物を運ぶことや、明確に時間的な期限が設定されているもの、配送ルートの厳守が必要なものなど求められるニーズは様々。それに対し、私たちは募集に応じてくれた人材一人ひとりと膝を突き合わせて面談し、その要望を聴きながら適性を見極め、紹介すべき企業との出会いの場を提供していきました。
スタッフの努力が企業とドライバーの信頼を育み・つなぐ
こうした取り組み中でも、完全な人材マッチングというのは難しく、アドバンスドエンジニアリングのスタッフそれぞれの立場から、企業やドライバーのフォローを実施していきました。 企業に対しては、陸送ドライバーの「派遣サービス」・「業務委託」といった多角的なサービスを展開し、スポットでの配送業務担当から、長期間にわたる委託まで対応範囲を広げ、またドライバーに対しては、安全教育や現在の生活環境の改善につながる提案なども実施。 こうしてプロジェクトは徐々に、弾みがつき大きく回り始めました。
目指すは全国、アドバンスドエンジニアリングの取り組みはこれからも続いていく
現在は関東一円を対象範囲として多くのドライバーを確保するとともに、配送業務を必要とする企業様の信頼を得ながら業務拡大を行っているアドバンスドエンジニアリング。さらにインターネットなどのショッピングニーズが高まることが予想される未来を想定し、新しい取り組みを開始しています。最終的な目標は全国一円を網羅する人材ネットワークの構築。 すでに2024年度を目処に、大阪・名古屋への拠点拡大への取り組みが始まっています。物流・人材のニーズがある限り、そして誰もが安心して買い物ができスムーズに経済が発展していく未来づくりに貢献するために、私たちの活動はこれからも絶えず続いていきます。