プロジェクトストーリー
技術者が輝ける建設業界の時代を創れ!
建築技術者の挑戦と未来
かつて建築技術者は、国家の宝として荘厳な自社仏閣や、巨大な城の建築に携わっていました。その技術は現代に継承・発展し、現代の厳しい法律の中で、建設業回の技術者によって試行錯誤し続けられています。 しかし、現代では建設業は人気の職種に上がることは決して多くなく、またそこに従事する技術者たちの待遇も、十分なものとは言えません。そんな状況を打破し、かつてのように技術者が輝ける存在となるために、アドバンスドエンジニアリングは新たな一歩を踏み出しました。
技術者ファーストというターニングポイント
一生の仕事であった建築・建設業。それは現代でも同じであるはずですが、この業界で「一生技術者として生きていこう」という熱い志を持ち続けている人材は、徐々に少なくなってきています。昔のように技術者たちが自分の腕に自信を持ち、また建築物を必要とする人々も、技術者の腕に惚れこんで仕事を依頼する。 そんな、本来あるべき建設業界の姿を取り戻すために、私たちアドバンスドエンジニアリングが導き出した答えは、技術者のことを一番考え、一番想う“技術者ファースト”というものでした。 「もっと技術者一人ひとりに合った現場がある」「もっと幸せになれる環境がある」「もっとやりがいを感じられる仕事がある」、もっともっともっと…と技術者のためにとことん考え抜く業務姿勢が始まったのです。
理想の現場と技術者を繋ぐ架け橋に
建設業への派遣を事業として検討する中で、私たちはいく人もの施工管理技術者の話を聞く機会に恵まれました。 彼らの多くは、自分に合わない現場環境に耐えていたり、自分の求める現場を目指しながらも、所属している会社の状況によって諦めざるをえなかったりといった、現実とのギャップに苦しんでいました。 またある人は、「仕事が忙しすぎて幼い我が子の顔を見ることができない」と悲しげに話してくれました。それ以外にも、自分の技術を継承してくれる人材を探している人、より大きいプロジェクトに携われる機会を求める人、それぞれに不満と悩みを抱えて今の仕事に向き合いながら、理想の現場に出会えずにいたのです。 アドバンスドエンジニアリングはこの状況を知り、こう考えました。「技術者が現場と出会う機会を求めているなら、わたしたちがその橋渡しをしよう」。 この目標を叶えるために大切なのは、何より技術者一人ひとりの技術や希望を理解すること。彼らのたどって生きた人生を共に背負うため、私たちは徹底して技術者の声を聞く「キャリアコンサルティング」を開始しました。
不満や愚痴は、前に進むための財産
アドバンスドエンジニアリングで行われるキャリアコンサルティングでは、技術者それぞれがもつ技術や経験について話し合うだけでなく、愚痴や不満を本音で語っていただき、その思いを汲み取りながら、その方の理想に近い現場を探していきます。 愚痴や不満も私たちにとっては、大切な判断材料であり財産なのです。 そうした声を余すことなく拾うために、アドバンスドエンジニアリングのスタッフは、一人ひとりに向かいながら、真摯に話を伺うためのスキル、そして派遣後には、適切に技術者をフォローし、その働きぶりを適切に評価するための判断力を養う教育を受けています。 全ては、技術者を生き生きと仕事ができる現場へと導くため。そして、いつの日か建設業に生きる人々がかつてのように尊敬され、なりたい職業の筆頭に上がるような未来を目指すため。私たちは人と現場を正しく繋ぐべく、今日も技術者と共に歩み、耳を傾け続けています。